酵素とたんぱく質とアミノ酸の関係

酵素とは、体の中で行われているいろいろな反応を起こしやすくするものです。よく、それ自身は変化することなく、他の物質の変化、反応を助けるもの、と言われることがあります。

この酵素ですが、一体何からできているか知っていますか。聞いたことも考えたこともない、という人はいませんか。実は、酵素は全てタンパク質からできています。タンパク質とはアミノ酸が連続的につながったものですが、私たちが食べる肉や魚、卵などには豊富にタンパク質が含まれています。

このタンパク質を私たちは消化し、アミノ酸の形で体内に吸収します。そして私たちの体内の細胞では、そのアミノ酸を一定の順序に従ってつなぎ直し、必要とする酵素を作り上げているのです。「一定の順序」とは一体誰がどのように決めているのかといえば、それは遺伝子によって決められているということになります。

遺伝子の中には、アミノ酸をつなく順番がコードされているのです。もちろん、タンパク質とは全て酵素ではなく、例えば肉や魚と同じように、私たちの体の筋肉にはタンパク質が含まれていますが、そのような形のタンパク質ばかりではなく、酵素もタンパク質であるということです。タンパク質の重要性を再認識したかもしれません。

タンパク質とはアミノ酸がたくさんくっついてできたもの

アミラーゼタンパク質とはアミノ酸がたくさんくっついてできたもので、人間の体の中で様々な働きをしています。

酵素の大部分はタンパク質からできています。この酵素がヒトの体内で食べ物の消化・吸収・代謝・排泄に深く関わっています。ちなみに、左の画像はヒトの唾液に含まれる消化酵素のアミラーゼの構造です。